2015年04月19日掲載文
Vol.191 4月9日レポート
ヤイバXファンのみなさま、こんにちは。
4月9日、和歌山県海南市のかかり船からのチヌかかり釣りの釣行レポートをさせて頂
きます。
ここ海南市のかかり船は、関西電力火力発電所の冷却プールの裏側に船を掛けるスタ
イルです。
冷却プールと外海とは壁で隔てられているのですが、海底では繋がっていますが壁に
向かって徐々に駆け上がりになっていて、チヌの隠れ家や産卵の場として、とても良
い環境となっているようです。
冷却プール内にはたくさんの大型チヌやその他スズキやグレが乱舞しています。
その冷却プールから、どれだけの魚を引き摺り出せるかで、釣果に大きく差が出る釣
場です。
当日は、会友の田中氏と二人でポイントに入りました。
少々、海が白く濁っているのが気になると船頭は仰っていましが、ポイントに到着後
はさっそく集魚力たっぷりのダンゴを壁際から足元まで20個ほど打ち込み、仕掛けの
準備に入ります。
筏専用竿に下向きリールを取り付け、針はヤイバXのダブルエックスチヌの2号(ピン
ク)を結んで、ボケをダンゴに包んで足元に落とします。
2投目でさっそく綺麗な押さえ込みのアタリで35センチのチヌが来ました。
足元に追加のダンゴを打ち込んで、今度は広角で前方15mの位置へ落とし込みます。
着底から大きく誘い上げ、落ち込むところで引ったくるようなアタリで45センチのキ
ビレ。
この後、ダンゴ釣りをしますが、中々続きません。
その間に田中氏が竿を大きく曲げて、52センチの年無しを仕留めていました。
ダンゴアタリは出ますが、ダンゴから抜けるとアタリが遠いので、敢えてダンゴを別
打ちして、タングステンシンカー7gの中通し仕掛けに変更して、ダンゴのまわりを落
とし込みで攻める作戦に切り替えたら、その作戦がばっちりハマり、連発で45~48セ
ンチのチヌがヒットしました。
田中氏も丁寧なダンゴ釣りで数を伸ばします。
私の方も負けじと連発しますが、どうもサイズがイマイチ伸びません。
刺餌をボケからオキアミに変更して、壁際へ広角でストラクチャーまわりを探るとよ
うやく50センチの年無しがヒットしました。
同じ攻め方でいくと、同サイズの年無しがなんと4連発でヒット。
もう笑いが止まりません。
時合いは3時まで続き、アタリが遠のいたところで、納竿としました。
結果的に私が28~50センチを20枚、田中氏が32~52センチを14枚と、納得のいく釣り
でした。
今回使用したダブルエックスチヌですが、ダブルケン付きでしたが、今回のような広
角での探り釣りの場合、刺餌がズレにくく、また自重もしっかりある針だったので、
底取りがしやすく非常に使いやすかったです。
私のマイウエポンとして、これからも活躍してくれる針と確信しました。