2017年09月21日掲載文
フィールドモニター山崎義定氏のレポート
〜南九十九島でのクロ釣り 〜
例年、夏は近場に夏チヌを求めて釣行していますが、今年は仕事が忙しくてなかなか釣りに行けず我慢の限界に達したので9月18日、クラブ員の磯本君、深江君とクロを求めて南九十九島に行ってきました。渡船は竹内商店さんにお世話になり長南風島の千畳敷に上げてもらいました。
さっそくマキエと仕掛け作りに取り掛かります。浮力01のウキにハリス1.2号、ハリはヤイバグレケイムラの5号を結び準備完了です。
足元にマキエを入れるとエサ取りのコッパグロ、アジゴが寄って来たので、手前と沖とエサ取りを分離して狙ってみると、20cm程のコッパグレが釣れました。しかし、その後は素針を引いたり釣れてもハリを飲んでいたりしたので浮いていると判断し、仕掛けをウキ浮力G5の半誘導にチェンジ。これで素針を引く回数は減りましたが、まだハリを飲んでいたので自重が軽くて、軸が長い極細グレの4号に変えてみると、これがハマリしっかりと唇に掛かり始めました。
その後は、たまにリズムを変えながらキーパーサイズを拾うトーナメントの様な釣りで1日楽しみました。この日のMAXは30cmで、型のいいクロはあまり沖のマキエには走らず、沈み瀬など障害物近くでマキエを拾っている感じでした。
皆さんもこれから秋磯に出かけた際など、クロの棚が浅いと感じた時にはぜひ一度、極細グレを使われてみてはいかがでしょうか?
使用鈎:ヤイバグレケイムラ5号・4号、極細グレ4号