2016年12月08日掲載文
フィールドアドバイザー宇留野達幸氏のレポート
〜友志会12月例会のレポート 〜
12月から始まる会の新年度。開始早々の12月4日(日)に今年度最初の例会が行われました。場所は南伊豆の入間です。伊豆半島近辺の水温も漸く20度を切ってきたシーズン初期の釣りです。
朝の6時半に港を出た日吉丸が最初に付けたのは名礁『河伍』。私を含めた5人が乗りました。大変にメジナが濃い場所ですが、私の経験上、中型までの数釣りになることが多く、大型はあまりみかけません。
5人が釣りをするには少々狭く、5番くじの私には場所が残っていないので、北端で竿を出している佐藤氏の横に入れてもらいました。
潮やサラシでは中型が揃ってしまいがちなので、少しでも大きい魚を出すには足元をじっくり狙えるこの場所が良いと判断したものです。
今日は磯竿の2号(6.3m)に道糸とハリスは2.25号。ウキはF-Logic製のプロストリーム(Mサイズ、0負荷)を使用し、道糸とハリスの直結部分にガン玉のG5、そしてハリスの真ん中にG6を打ちました。針は最初ヒネリグレの6号でスタート。様子を見ながら形や号数を変えていきます。
潮はゆっくりと昇っており、沖向きに竿を出している梅木氏が潮の中を流して好調にメジナを掛けています。
足元にコマセを入れながら少し沖目を探るとイサキが釣れました。エサ取りをかわして仕掛けが馴染むとイサキがあたってきます。時々メジナも混じりますが、30cm前後のものばかりで、例会の検寸対象(35cm以上)には届かずリリースを繰り返します。その後、潮の中を流してみたり遠投してみたりしてイサキとメジナを追釣しましたが、検寸サイズのメジナが釣れません。
後半は足元に的を絞りました。辛抱強く足元を攻め続けて何とか数匹のキーパーを出すことができました。
これから季節風が吹くようになれば水温も順調に下がり、楽しみなシーズンに突入です。
釣行データ 12月4日(日)
場 所:南伊豆 入間(河伍)
天 候:晴れ
渡 船:入間荘(日吉丸)
潮回り:中潮(干潮:午前10時頃)