2016年07月11日掲載文
フィールドアドバイザー椿下利春氏のレポート
〜第4回金沢市長杯争奪黒鯛釣り大会 〜
今年でもう4年目を迎える金沢市長杯争奪黒鯛釣り大会、年に一度の大イベント前打ち・落とし込みの大会が7月3日(日)に金沢港で開催された。
当日は、午前2時過ぎに大雨洪水警報が発表され、参加者激減の恐れが予想されたが、例年より若干少ない47名の参加であった。午前5時競技開始、小雨状態。しかし午前7時ごろには、どしゃ降りとなり途中棄権する参加者がおり大会競技委員長の私は、中止の判断に悩まされた。しかし、雨具を着用しジャンキーなアングラーたちは、優勝目指して検量時間締切りギリギリまで競い合っていた。
大会前日には、激厚ポイントの大野川流域あらかわばしで52cmの釣果と良型の釣果報告があった。去年も優勝魚が出たポイントである。しかし、今年は、検量場には、誰からも釣果連絡がない状態が続いた。
降雨の影響で水塩となった港内で釣果が期待できないと思ったが検量締め切りの午前11時には、ぞくぞくとクロダイが持ち込まれ8尾の申請件数があった。一安心。ここ数年は、年無しサイズが優勝魚となっていたが今年は、年無しが持ち込まれず接戦となった。釣果者は、一尾のみの申請者のみとなり、2尾以上の持込はなっかた。
優勝者は、五郎島埠頭のヘチで開始早々の釣果2000g・45.0cmであった。準優勝は、大野川流域のあらかわばしで同寸の45.0cmであったが重量1560g総重量審査のためおしくも優勝を逃した。
参加者のスキルアップと技術の差を競い合うため総重量での審査方法を大会実行委員長の金子さんと選択したが、1尾以上の申請はなく少し残念。2尾以上の釣果があれば、逆転(優勝)入賞があった大会結果となった。
参加者数47名で北陸三県はもとより中京・関西地区からの参加者と今年、初参加された方も多数おられ、表彰式後のお楽しみ抽選会では、雨も上がり笑が絶える事なく楽しい一日となりました。
金沢市長杯争奪黒鯛釣り大会 大会委員長 椿下利春