磯釣り|チヌ釣り|グレ釣り|釣り針 仕掛の YAIBA-X

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磯釣り|チヌ釣り|グレ釣り 釣り針・仕掛の YAIBA-X|フィールドスタッフレポート

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YAIBA-X フィールドスタッフレポート

2012年02月17日掲載文

宇留野達幸氏のレポート

今年の冬は寒いですね。昨年の日記と見比べてみると、庭の草木の花や蕾の生育が今年は1週間以上遅れているようです。
今回は私が所属するクラブの2月度の例会での釣りをご紹介します。2月5日の日曜日に、場所は南伊豆の下流(したる)で行われました。
下流は我が友志会がずっとホームグラウンドにしている釣り場です。全体に水深は浅くて根が荒く、磯も小さな磯が多い場所です。前日は強烈な西風が吹いていたので、今回の例会は延期になるかと心配していましたが、土曜日の昼過ぎに「決行」の連絡がありました。何とその日、18mの強風の中、下流で竿を出している人がいるとのことでした。
日曜日にどれだけ風が落ちるか、ウネリが治まってくれるか、西風がやんでもナライ(北東風)に変わらないでいてくれるか…。自然というものは本当にままならないもので、心配は尽きません。
それでも当日の早朝、下流の港に車を停めると、わずかに北西風が吹いているのみ。下流はナライには弱いですが、西っ気の風なら相当吹いても何とか竿が出せるのです。今日の風向きや水温、潮の向きや干満などを考え、どの磯が良いか頭の中でシミュレーションをしながら、拝むように朝のくじ引きです。私としては、今日の第一希望は「ホーロク」、潮通しが良い磯です。それがダメなら「大黒(オオクロ)」か「小黒(コクロ)」、これらは地方寄りの磯で潮は効かず、水深が浅いですが、寒いこの季節には大当たりすることがある磯です。下流での例会は、くじを引いた順番に、自分で乗りたい磯を指名してそこが空いていれば乗せてもらえるシステムです。勿論、我々のクラブ外のお客さんがいればそちらの方とも譲り合いは必要ですが。

14番のくじを引いた私に場所を決める順番が回ってくるまでに「ホーロク」や「大黒」「小黒」は既に取られてしまっていました。それで西風にはとても強い「岡トーリツの離れ」を選択しました。この場所もあまり潮が効くわけではなく、またポイントは狭く限られるのですが、実は私が超得意とする磯なのです。この時期なら必ず釣果(会の規則で30cm以上のみが釣果として認められます)を出す自信はあります。下り潮の時が釣り易い磯ですが、潮が上りになって当て潮となっても何とか釣りこなさねばなりません。この日は大潮で干潮は朝の10時過ぎですが、それほど大きくは下げない潮回りだったので、水深が浅いこの磯でもあまり心配はありません。水温が15℃台まで下がっている今日なら良型の魚が出る確率は高いと内心わくわくしながらの渡礁です。潮はほとんど動かずゆっくりと下り、干潮の10時過ぎから1時間ほどは上りましたが、その後はまたゆっくりとした下りになりました。
海は、出船前に心配していたほどは荒れていませんでした。風もそれほど強くはならず、釣りに邪魔にはなりませんでした。
この日の竿は1.5号の6.3mですが、1週間前に初めて使ったものです。前週は神子元島の「カリトの鼻」で44cmを頭に数も釣れて、新竿おろしとしては良い釣りになりました。やや胴調子で、かかった魚を実際以上に大きく感じさせる竿ですが、使いやすく気に入りました。

道糸は風が強い場合に備えて私としては少し細めの2号を巻いてきました。ハリスは2.25号、ウキはF-Logicの「フォース」、Sサイズ・G2負荷のもので始めました。
ハリはヒネリグレの6号。この時期には、このハリで釣りを開始して様子を見、それから状況次第でハリ合わせをしていくのが私のパターンです。この日は喰いが渋く、ほとんど唇にかかっていることが多かったので昼前まではこのハリでOKでした。餌盗りは多いもののポツリポツリとアタリが出て小メジナが釣れる状況でしたが、朝の早い内に30cmを超えるメジナが3~4匹釣れたので、先ず最低限のキープは達成です。あとは型を伸ばすだけです。
干潮前後の9時過ぎから11時ぐらいはさすがにアタリが遠のきました。潮も澄んで、海底が良く見えています。
丁度その頃に、船長と奥さんが弁当を届けてくれました。ここのおにぎりは絶妙の握り加減でとてもおいしく、気に入っています。またこの寒い時期にアツアツのお茶や温かいコロッケなどのおかずも、とても嬉しい心遣いです。自分が弁当を済ませた後、一向に魚の喰いがたってこないので磯際を攻めていたら根がかりで仕掛けとウキを失ってしまいました。ふと沖を見ると海は朝より一段と静かになっていたので、ウキをSサイズ・0負荷の「スナイプ」に変えて釣りを再開すると連続してアタリが出るようになりました。中でもこの時期にアジが釣れたのは少々驚きでした。そして40cm級のメジナも2匹続けて釣れました。後で測ったら39.5cmしかありませんでしたが(><)。

喰いが良くなってきたので、ハリをヤイバグレの7号に変更しました。呑まれにくくするのと同時に、ハリを重くすることでエサのフォールをほんの少し速くしようという意図です。
そしてその直後に本日の最大魚がアタリました。少しシモったウキがなかなか動かないので軽く聞いてみるとズシンッという手応えがあり、グイーンと竿をのして走る魚は間違いなく良型のメジナです。
しかし、最初の聞きアワセの時に油断していました。本来なら右に向けて仕掛けを引き、魚を左に向かって走らせなければいけないのに、まさか喰っているとは思っていなかったので安易にその時の竿の持ち方で動かし易かった左に向けて竿を引いてしまったのです。

魚は右に向かって突っ込んでいくのですが、そちらは浅く根だらけ。「そっちへ行くな、そっちへ行くな!」と懸命に竿を操作しましたが、既に魚は根だらけの場所に入っており、更に竿をのす勢いでグイーンッと突っ込んで行きました。かなりの大物のようで、止められません!…そして、仕掛けがフッと軽くなってしまったのです。あ~あ、やってしまった。ハリスが根にあたったのか、チモトの少し上でスパッと切れていました。
かくして、本日一番の魚を取り逃がしてしまいました。そしてそのまま納竿時間が来て、2月度の例会が終了しました。少し悔しい月例会でした。この日の獲物はメジナ以外には良型のカワハギとアジ。エサ盗りは小メジナと、この磯には特に多いウミタナゴとフグ、それとベラなどでした。悔しいながらもそれなりに堪能できた一日でした。大物は次回の楽しみにとっておくことにします

宇留野 達幸

釣行データ: 2月5日(日)
場所: 下流(岡トーリツの離れ)
渡船: 坂下丸
天気: 曇り(北西の風のち北の風)
水温: 15.5~16.0℃
潮周り: 大潮(干潮は午前10時過ぎ)

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