磯釣り|チヌ釣り|グレ釣り|釣り針 仕掛の YAIBA-X

磯釣り|チヌ釣り|グレ釣り|釣り針 仕掛の YAIBA-X
磯釣り|チヌ釣り|グレ釣り 釣り針・仕掛の YAIBA-X|フィールドスタッフレポート

磯釣り|チヌ釣り|グレ釣り 釣り針・仕掛の YAIBA-X|フィールドスタッフレポート

2017年12月
« 11月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

YAIBA-X フィールドスタッフレポート

2012年05月10日掲載文

宇留野達幸氏のレポート

特に寒かった冬もやっと終わり、良い季節になってきました。青葉が目に優しい季節。我が家の隣の家に巣をかけたムクドリの雛たちが、親鳥が虫を咥えて帰ってくるたびにけたたましく鳴いています。

今回は私が所属するクラブの5月度の例会での釣りをご紹介します。5月6日の日曜日に、場所は下田市の神子元島で行われました。
神子元島は下田の港から10kmほど南にあり、潮通しが良いために、夏場に他の釣り場がコッパでどうにもならない時でも何らかの釣果が望めることが多い釣り場です。稲生沢川の河口にある(株)伊豆下田フィッシングから神子元丸で30~40分ほどで到着します。
大型のカンパチやシマアジなども出ますが、逆にサメが出没することも多く、特に夏になると名物のシュモクザメが居ついてせっかくの獲物をかっさらわれてしまうこともあります。

当日は南西の風が強く、かなり厳しい気象条件ではありましたが何とか出船できました。大きな島なので東側では何とか釣りが出来そうです。
我がクラブの例会は総勢26名で、「裏波止」、「ブダイ場」、「カリトの鼻」と離れ根の一つである「ツナトリ根」に分かれて渡礁しました。毎回の例会で行っている、磯上がり順を決める朝のくじ引きで11番だった私は、他の8名と共に「カリトの鼻」と呼ばれる本島の南の先端に降りることができました。
渡礁したのは朝の6時前。潮は満潮から下げに入っていますが、潮は一日中上り潮で、我々とすれば当て潮になります。我々のいる釣り場では、左の方から右方向に流れていき、先端を回り込んで背後に向かって流れる本流に合流するような感じになります。逆に下り潮であれば、我々から見ると前方に向かって出ていく本流と合流する「引かれ潮」が左から右に流れるようになります。目の前の流れは同じように左から右ですが、全く違うコンディションになります。

10番くじを引いた清水(弟)君が船付のすぐ左の良い場所を選び、私は船付けを選びました。(1~9番は既に別の釣り場に降りた後です。)
この「カリトの鼻」は私が好きな釣り場で、季節を問わず、良く竿を出しています。寒い時期には口太の40~50cm、夏には尾長・口太にイサキがたくさん釣れるので、お土産釣りにももってこいです。特にこの時期には大変おいしいタカベ群れていることが多く、メジナ釣りにはエサ取りですが、何匹かはこれも持って帰りたいので、例会が神子元島と決まった時点で、ライフジャケットのポケットに1.5号ハリスと3号針を入れておきました。
この日の竿は2号の6.3mです。1月に買った新しい竿(1.5号-6.3m)が気に入ったのですが、かなり胴に乗るタイプで掛けた魚を大きく感じさせるので、同じ竿の2号-6.3mを買ってみたものです。今日が新竿おろしになります。
道糸は風が強いので私としては少し細めの2.5号を巻いてきました。ハリスは2.75号、ウキはF-Logic製の「プロストリーム」・Mサイズ・3B負荷のもので始めました。ハリはヤイバグレの7号。オモリは道糸とハリスの直結部に3Bと、それに加えてハリスの真ん中にBを打ち、仕掛けが馴染んだらシモって行くようにしてあります。通常、この場所では6m前後の仕掛けが馴染み切って少しシモったところでアタリが出ることが多いので、先ずはそのような仕掛けを作って、様子を見ながら海況に合わせてタナを合わせたり、仕掛けを少しずつ変えていこうと言うことです。

朝の早い内に40cmを超える尾長メジナがれたので、先ず最低限のキープ(30cm以上)は達成です。気が楽になったので、一旦竿を置き、別の竿に1.5号ハリスと閃烈グレの3号(ミドル)で仕掛けを作ってタカベ釣りをしました。ハリスの長さは1m程度ですが、途中に黄色いゴムのストッパを付けてあり、これの動きでアタリを見ます。しかし、これがなかなか難しい。アタリがあっても一瞬でエサをかすめ取られていたり、やっと針掛かりしたと思ったらタカベではなくチョウチョウウオだったり…。
10匹ほど釣ったところでやめました。家と隣家へのお土産には十分です。それにエサ取り君たちもこれで十分に学習し、簡単には落ちてくるオキアミを口にしないようになってきました。また、この間、間断なく少量のコマセを撒き続けていたので、本命も寄って来るものならそろそろ寄って来ていることでしょう。
暫く釣っていると隣で竿を出していた清水君が大きく竿を曲げてやり取りをしています。なかなか上がって来ず、大物のようです。良型の尾長か…と、しばらく見守っていると、上がってきたのは良型のカンパチです。50cm近くあり、なかなかオキアミのエサに喰ってくることがないサイズです。思わず私も、タカベを釣って泳がせてみようかと言う誘惑に駆られましたが、タカベも先ほどの学習で簡単に釣れなくなっています。それに、タカベ釣りの仕掛けはもうたたんでしまったので、また作るのも面倒だし、そのまま真面目にメジナ釣りを続けました。

その直後に私にも今日一番のアタリが来ました。2号竿を大きくしならせて突っ込んで行く魚は良型のメジナか、私にもカンパチが来たのか、それとも良型真鯛なのか…。やり取りを続けますが一向に弱まる気配を見せず、竿をのしてカリトの鼻の先端に向かっていきます。たまらずに糸を出してしまったのが運の尽きでした。先端を回り込んだのか、ハリスが切れて仕掛けがフッと軽くなりました。あ~あ、またやってしまった。
その後しばらくは同じように釣りを続けましたが、かかってくるのはイサキばかりになりました。干潮の時間帯になったので、一旦竿を休めて弁当を食べ、コマセを作り足して後半戦に備えます。後半は、仕掛けを一回り太くして、道糸を3号、ハリスを3.5号に上げました。針もワンランク大きなヤイバグレの8号に替え、風が強くなってきたのでウキはF-LOGIC製プロストリームのMサイズ5Bに変更しました。
風もサラシも一段と強くなり、仕掛けがなかなかなじまなくなってきたので、オモリを付け足していきます。最初は道糸とハリスの直結部分に5B+ハリスの真ん中にBを打っていましたが、5Bのオモリのすぐ上にさらにBを足しました。これで仕掛けが少しなじみやすくなり、イサキがパタパタっと釣れました。しかし、その後もコンディションはどんどん悪くなり、さらにオモリを付け足して行きます。同磯の仲間の中には、ついに諦めて「ヘソ天」を決め込むものも出てきました。
何とか少しでも大きな魚を追釣して例会の優勝を狙いたいといろいろやってみましたが、その後は、これも神子元名物の青ブダイを連発したのみで終わりでした。やがて納竿の時間が来て、神子元丸が迎えにやって来ました。その頃までには、全員が釣りを終え、足場を洗い流し、荷物を船付け場にまとめて待っていました。
今度は尾長の大きいのを狙いに神津島や鵜渡根あたりに出かけてみたくなってきました。そろそろ豪快な釣りのレポートがしたいところです。

宇留野 達幸

釣行データ: 5月6日(日)
場所: 神子元島(カリトの鼻)
渡船: 伊豆下田フィッシング(神子元丸)
天気: 曇り(南西の風)
潮周り: 大潮(干潮は午前11時頃)

  • 001

  • 002

  • 003

  • 004

page top