2020年02月12日掲載文
フィールドアドバイザー宇留野達幸氏のレポート
〜下流カップに参加☆ 〜
2月9日の日曜日、今年も下流カップが開催されました。昨年は運良く優勝できたので、できれば連覇を狙いたいと参加してきました。
風も弱く海は凪の予報ですが、この日は大潮で朝は潮が高いため『平根』周り(沖平根、岡平根、中平根、平三郎)は少し潮が下げてからの渡礁とならざるを得ません。
今年も昨年同様、予報に反してウネリがありくじで引いた磯に乗れず予備磯に渡礁する人が続出しました。
私は『中平根』を引いたのですが予備磯に行って途中で磯替わりするのも面倒なので潮が引くまで港で待つことにしました。後半のみの釣りで勝負しようという作戦です。
10時になり見回り船に乗り込みましたが、私の作戦は見事に裏目に出ました。潮は下げたもののウネリはとれず『中平根』に乗るのは無理。大会本部と相談して空いている『小黒(こくろ)』に乗せてもらうことにしました。
『小黒』は岸に近く潮通しは良くはありませんが冬場には思わぬ大釣りをすることがあり、私も普段から良く乗っている磯です。しかし周りは浅く大潮の干潮の時間帯には釣りにならないことが多いので大潮の日には乗りません。今日は他に場所もないので仕方なく渡礁しました。
磯に上がるといつも通り6.3mの磯竿を伸ばし、道糸は2号ですが浅くて根がきつい場所なのでハリスは2.5号を結びました。ウキはF-LOGIC製フォース(Mサイズ)のG2。針はヒネリグレの6号で開始して、海の状況や魚の活性などを見て針合わせをしていくのが通常の私の釣りの組み立てです。
沖から立て続けに押し寄せるウネリに注意しながらも最後まで竿を出し続けることができ、40cm超を筆頭に数匹のキーパーが釣れ、大会2連覇はならなかったものの釣久会の坂井さんと同重量で3位を分け合うことができました。
海は荒れ気味でしたが一日楽しく釣りができたことに感謝し、大会を企画し運営してくれたスタッフ、坂下丸の船長と女将さんにも感謝です。
釣行データ 2月9日(日)
場 所:下流 『小黒』
天 候:曇り
渡 船:坂下丸
潮回り:大潮(満潮:午前6時過ぎ、干潮:午前11時半頃)