2019年12月20日掲載文
フィールドモニター深江進太朗氏のレポート
〜長崎県西海市の磯釣行 〜
長崎県西海市の磯にグレ釣りに行ってきました。お世話になるリュウセイ丸の船長にグレが好調という磯に乗せてもらいました。
仕掛け
竿:グレ竿1.2号 道糸:1.75号 ハリス:2~2.5号
針:グレリズム尾長、渋グレヘビー、閃烈グレ ウキ:0号~00号
付け餌
オキアミ生、オキアミボイル、集魚剤をまぶしたオキアミ、芝エビむき身
撒き餌
オキアミ3角と3.5kg入りの集魚剤を1袋、パン粉4kg
当日の潮は大潮で、釣り始めから4時間ほどで満潮、その後下げ潮での釣りとなりました。釣り座から30メートル先を右から左に本流が走り、手前は本流に向かい引かれ潮が発生しており最高のシチュエーションです。
型の良いグレも出ているということですので、2.5号のハリスに渋グレヘビーの7号をセットし、しばらく足元付近を攻めましたが、グレは釣れずイスズミとアイゴを数匹釣ったところで、本流に狙いを変えました。尾長が釣れるのを期待し、グレリズム尾長の7号をセットし、流れが速いので撒き餌をウキよりもかなり潮上に撒き、道糸の膨らみでウキが本流から外れないように気をつけながら、流していきます。
数投目、50メートル程流したところで、バチバチッと道糸が弾かれました。釣れたのは35cm程の口太グレですが、本流の中にいるためか肉厚でパワーもあり、強い引き味を楽しませてくれました。その後、35~38cm程のグレを7~8枚ほど追加しましたが沖の流れが緩やかになり、アタリも少なくなりました。
すると足元の撒き餌の中のイスズミやアイゴに混じり、良型のグレの姿が確認できました。さっそく狙ってみますが、グレは付け餌をよけて撒き餌だけを食っており、釣れるのはイスズミやアイゴばかりでした。そこで、なるべく撒き餌の沈下速度に付け餌を合わせるため、鮮烈グレ5号をセットし撒き餌をまぶしたオキアミを付けトライしてみると、さっそくアタリがあり根に潜られそうになりながらも、45cmの口太グレを釣ることができました。その後何度かアタリがありましたが、瀬ズレや飲みこまれたことでハリスを切られ、良型の連チャンとはいかず、その後は、35cm程のグレを数枚追加し納竿しました。
今回リニューアルした閃烈グレを使用して感じたことは、バランスの良い自重で付け餌を自然に沈下させることができ、潮があまり動かないところでも、グレに違和感なく付け餌を喰わせることができる針だなと思いました。
これから本番となっていく寒グレを、是非とも閃烈グレで狙ってみてください。