2018年12月17日掲載文
フィールドアドバイザー宇留野達幸氏のレポート
〜南伊豆・下流での釣り 〜
今回は、12月15日(土)、南伊豆・下流での釣りです。
風が弱く凪も天気も良さそうな予報だったので『ホーロク』に渡礁しました。しかし朝から予報にない雨。そして9時過ぎ頃に雨が止むと東寄りの風が強くなって海が荒れてきたので、やむなく撤収して『オヨ島』に磯替えしました。
『オヨ島』と呼んでいますが、通常乗るのは正しくは『オヨ島のハナレ』で、本島は飛び移れるぐらいの距離にありますが渡礁することはまれです。
本島向き以外はどこでも竿を出すことが可能ですが、周囲は根が多く浅い釣り場で、クロダイ狙いで乗る人も多い磯です。
『ホーロク』では25cm前後の木っ端グレが入れ食いでしたが、『オヨ島のハナレ』ではフグの猛攻に遭いました。それでも釣りを続けると時々良いサイズのメジナが釣れ始めました。40cmを超える口太が時折勢い良く竿を曲げてくれます。
海は思った以上に荒れ、時折這い上がってくる波を気にしながら、そして波が打ち込んでダラダラになってしまったコマセを何とか救い上げながらの釣りでした。その為に魚とのやり取りの際に思い切って磯際まで出るのを躊躇ってバラシてしまった魚もいました。
まだまだ水温は高いですが、この地方の磯でこれだけの魚が出るようになってきたということは本格的なシーズンの到来を感じさせます。
釣行データ 12月15日(土)
場 所:下流 『オヨ島のハナレ』
天 候:雨後曇り
渡 船:坂下丸
潮回り:小潮(満潮:午前11時過ぎ頃)