2018年11月21日掲載文
フィールドアドバイザー宇留野達幸氏のレポート
〜南伊豆の下流でクラブの例会 〜
11月18日(日)、南伊豆の下流でクラブの例会がありました。
下流は私のクラブのホームグラウンドですが、今期になって初めての釣行で期待が膨らみます。
磯は悩んだ末に『大黒』を選びました。まだ水温が高い今シーズン、この地方の磯で釣果が出るかどうかはわかりませんが、風が強くなりそうなので沖の磯を避けて東風に強いこの磯を選んだものです。
波が這い上がりやすいこの磯には最初から太い荷掛け棒が打ってあります。更に私が持参した2本のチャランボを打ち込んで、全ての荷物を引っ掛けてから準備に取り掛かりました。今日は6.3mの磯竿に道糸とハリスは2.25号通し。ウキはF-LOGICのバーテックス(Sサイズ・G2負荷)を選び針はヤイバヒネリグレの7号を結んで始めました。
朝からフグの猛攻に遭いました。仕掛けを入れるとあっという間に餌を盗られてしまいます。少し長く水中に入れているとフグが掛かるか針がなくなっているかのどちらかです。ヒネリグレの7号を使い果たし、少し大きいヤイバグレの8号に変更しました。
9時過ぎに船長がお弁当を配ってくれて様子を聞かれましたが、『フグだらけでお手上げ!』と返事しました。時間をかけてお弁当を食べ、ゆっくり仕掛けを作り直して釣りを再開すると小メジナが掛かりました。何か海の状況が変わったのでしょう。それからは30cm前後のメジナに混じって時々フグが掛かってくるようになりました。しかし中々検寸サイズである35cmが釣れません。
釣りを続けると何とか検寸サイズのメジナが釣れてホッとしましたが、その後はアイゴが連続して釣れてくるようになりました。アイゴの型が良いので数匹続けて釣ると腕が疲れました。
今日は釣れてくる魚が暖かく沖の磯ではまだイサキも上がっていましたが、地方の磯でもメジナの釣果が見られました。これから季節風が吹いて水温が下がってくればいよいよ本格的なシーズン到来です。
釣行データ 11月18日(日)
場 所:下流 『大黒』
天 候:曇り
渡 船:坂下丸
潮回り:長潮(干潮:午前7時半頃)